令和6年 花まつり【臨時】豆知識

こいのぼりの歌
仏教はあまり関係ございませんが・・
 5月はこいのぼりが風になびく姿を目に致します。子どもの誕生を愛でるご家族を想像し、笑顔が出てくるものです。今は住環境や管理の難しさから大きなこいのぼりがあげられている家は少なくなったようです。また、風になびく際の音がご近所の迷惑になるとトラブルを避けるために縮小傾向にあるようです。
 でも、時代がどんなに変わっても、こいのぼりの歌だけは不変です。
 中国において、黄河の竜門という滝を鯉が登っていく鯉の滝登りがもととなり、鯉が滝を登りきると、竜へと変化する神話から「登竜門」という言葉の語源にもなった事柄です。
 こいのぼりの一番の歌詞は皆さんもご存じのことでしょう。大きなこいのぼり(真鯉)をお父さん、小さなこいのぼり(緋鯉)を子どもたち(男の子)と見立てています。現在の鯉のぼりの色や大きさは、一番大きい鯉のぼりが黒色で、その次が赤色やピンク色、小さいのが水色や緑色をしています。
 しかしながら、そもそものこいのぼりは、江戸時代までは黒い真鯉だけだったのです。江戸時代の武家では男の子が生まれると、家紋がついている幟(のぼり)を立てて祝っていました。その習慣が庶民にも広まって幟の代わりにこいのぼりを飾るようになったようです。
 昭和時代中期には青い緋鯉が加わり、真鯉はお父さん赤い緋鯉はお母さん、青い緋鯉は子どもたちに見立てられるようになりました。当時の日本は武士階層で定着した「家父長的家」の精神を近年まで引きずっておりましたので、大きな鯉がお父さんという概念は当時としては当たり前のことだったのです。そんな時代背景を持つこいのぼりの歌ですが、2番もあります。

2、やねよりたかいこいのぼり おおきいひごいはおかあさん
ちいさいまごいはこどもたち おもしろそうにおよいでる

また、2番別バージョンの歌詞もあります。
みどりのかぜにさそわれて ひらひらはためくふきながし
くるくるまわるかざぐるま おもしろそうにおよいでる

最後に3番は。
ごがつのかぜにこいのぼり めだまをちかちかひからせて
おびれをくるくるおどらせて あかるいそらをおよいでる

ほかにも以下のような歌詞が存在しています。
やねよりたかいこいのぼり おおきなおくちにかぜのんで
ごがつのおそらにげんきよく あおいおそらをおよいでる

弘円いわく
我が家が今、こいのぼりを作るとしたら、一番上の鯉は「奈保美鯉」やね!
何より恐ろしくて威張っとる。と、申しておりました。「そうだ!そうだ!」と私は弘円に拍手を送りました。ただし、心の中でしただけです(苦笑)

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