泉輪 平成22年9月



十三回忌法要厳修(子どもの目)


皆様には残暑のお見舞いを申し上げます

朝晩に若干の秋を感じるものの、日中の暑さたるや尋常ではない毎日です。ただ夜の秋虫だけはこの気温に抵抗するかのように秋の音色を醸し出してくれているようですが、それ故「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉が余計に虚しく感じるほどの残暑でございます。

ところで、過日、前住職の十三回忌法要厳修の為、京都の総本山光明寺に詣でて参りました。


過去の法要は法類(ほうるい・・親類のお寺様)と行かせて頂いておりましたが、この度は長男・弘円のお盆棚経修行初年の年であり、盆会の無事をご本尊様にご報告したい旨もございまして、今回は寺族で参詣致す事としました。

京都到着の折も猛暑極まりない状態ではございましたが、本山は標高差の為か、幾分温度が低く清々しく感じるひと時もございました。そんな中で十三回忌法要が行われました。

前住職のご回向は本山御影堂(みえどう)で行われ、第八十四世管長ご導師の元、宗務総長様初め、各部長様並びに本山職員様に御随喜賜りご回向させて頂きました。


また、随身学生さん達の気配りあるご配慮で子供達も無事に焼香することが出来ました。来年の宗祖法然上人八百回忌御遠忌(ごおんき)を前にし、今年寺族で参詣できた仏縁に至極の感謝でございました。

さて、毎号「いずみ」は身近な普段の生活の中で私愚僧の感じたことなどを述べさせて頂いておりますが、今号は子供達に本山で感じたことを書かせ、それを掲載させて頂きます。

                         合掌 輝空談

九月四日にぼくのお寺の前の住職の十三回忌法要のため、京都の本山に行きました。京都の本山には、ぼくが赤ちゃんの頃に行ったらしいのですが覚えていないので初めて行ったような気がしました。

一つの山全体が本山で、たくさんの木の中に本堂などの建物があちこちにありました。どの建物も何百年も過っていてこれを昔の人が手で作ったなんて信じられませんでした。本堂にある柱はもう日本では手に入らない大きさなので、絶対に火事を起こさないように本山のたくさんのお坊さんが本山を守っていました。


本山の法要はそのお坊さん全員が出ていっせいにお経をあげてくれました。大きな鐘の合図でみんな声を合わせてお経をあげました。次の鐘の音でお坊さんが全員立ち上がりました。一人の鐘の合図で何十人のお坊さんが同じ動きをするのですごいなと思いました。

お経が終わって本山の中を案内してもらいました。祀ってある仏様の意味や建物の歴史などをすらすら説明してくれました。 その人の年令は十八才でした。ぼくの六年後です。六年過ったらこの人のようにぼくもなっているのかなあと思いました。

          

それまでぼくのお寺でお父さんにお経を教えてもらって十八才になったら本山で修行をしたいと思います。本山では本当にいろんなことを勉強しました。   

                                   六年 高野 弘円
  

ぼくは、九月四日に京都に行きました。   

本山でお参りをしました。本山には、たくさんのお坊さんがいました。

若いお坊さんに、本山のいろんな所を案内してもらって説明してもらいました。建物が大きくて柱が冷蔵庫ぐらい太くて階段がものすごく長くて仏様がたくさん有りました。ぼくのお寺と、全然違いました。


お経は、たくさんのお坊さんがあげるのでものすごい大きな声でびっくりしました。そのまま、本山に泊まって本山の大きなお風呂に入って、いっぱい泳ぎました。

本山は、ものすごく楽しかったので、また、行きたいです。

                                   四年 高野 眞之介