泉輪 平成19年度春彼岸会



  ゆがんだ春

 昨今、地球温暖化が問題指され、それによって引き起こ
される現象の一つに 暖冬がさけばれております。
 ひと昔前では、2月に極寒を向かえ、耳の切れるような
凍てつく寒さに耐えなければなりませんでした。
そして3月を迎えた今時分に、根雪の雪解けと同時に
芽吹きだす植物に、春を教えられたものです。
 それが今では、積雪を目にしないまま、2月半ばから
至る所で満開の花が咲き乱れるようになりました。
 このまま地球が変貌し続ければ、我々の子孫の時代
には、自然界は壊滅状態に陥り、地球は滅びるのでは
ないでしょうか。
 このように、自然環境を破壊したのも人間なら、
食い止め改善させるのも人 間です。
 たった一人では成し得ない事ですが、一人ひとりの
小さな努力の積み重ねで、環境保全に努めたいと
切に思います。
 我々人間も、自然界の一員であり、自然により、
生かされているのです。
 貴方の愛する人の未来が、平和であるにはどうすれば
よいか、今一度個々に考えなければならないときでは
ないでしょうか。          
                     輝空