輝空のちょっと一言


慌ただしい暮れではございますが、一言ご挨拶申し上げます。私事ではございますが、長男弘円が総本山光明寺随身(住み込み修行僧)の許可を頂き、合わせて光明寺内の西山短期大学に入学許可を頂戴致しました。本人のたっての希望で、当初二年は仏教課仏教コースにて修行し、同校再入学にて、仏教課仏教保育コースの保育士専攻過程を希望しております。四年という年月で本人がどう学び成長していくのか親として、大きな不安と小さな喜びを感じているところでございます。

泉福寺は、戦乱や飢餓、疫病といった昔のどなた様もそうであったように、なかなか直系での跡継ぎに恵まれず、親族や弟子といった形で住職の継承がされて今日まで参りました。もし、弘円が26世(26代目住職)の継承が出来、次の世代まで続きましたら、直系継承は200年以上ぶりとなるようです。その継承の重責の割には本人の自覚や度量がないので、是非とも皆様にはお願いがございます。もし、京都にお立ち寄りの折、本山光明寺へ足を延ばされる方が居られましたら、弘円にどうぞお声かけ下さい。その時に、幼稚で甘えなどが見られましたら、その際は遠慮なく厳しいご指導をお願い致します。

また、入山お祝いのお声やお志を頂戴下さいました檀信徒の皆様には、この場をお借りし、書面にて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

残すところわずかとなりましたが、事故なく無事にお過ごしになられ、明年の安穏を祈念致し、暮れのご挨拶とさせていただきます。

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