このコーナーは暮れの風物詩のコーナーですが、ちょっと心温まるエピソードがございましたので、お披露目したいと思います。
家内は包丁が研げません。シャープナーなどという物で研いではおりますが、所詮付け焼刃です。時々有料の包丁研ぎに出しているのが現状です。
ある時、檀家さんが包丁を研いであげようと申し出て下さいました。その方は元料理人さんで包丁研ぎはお手の物。申し訳ないと思いつつも包丁を研いで頂くと、これが我が家の包丁かと思う程の切れ味抜群で戻ってきました。その喜びと感謝をその方の娘さんにお礼を申すと、「父に徳を積ませて頂きありがとうございました」と逆にお礼を言われたそうです。こちらの方がお手数おかけしたことに恐縮しているのに、逆にお礼を言われたのです。こんな身近で、仏様の教えを実践されていることを体感させて頂き、有難く思いました。皆様も他人様に感謝し、感謝される様を作っていきましょう。私も心掛けてまいります。
輝空談